こんにちは。今回は、初心者がWEBデザインを副業にする際の始め方についてお話ししたいと思います。WEBデザインは、自分の好きな時間に好きな場所で仕事ができる魅力的な副業ですが、どうやって始めればいいのでしょうか?ここでは、以下の4つのステップを紹介します。
- 自分の得意な分野やスキルを見つける
- ポートフォリオサイトを作成する
- クライアントを探す方法を学ぶ
- 契約や納品の流れを把握する
それでは、一つずつ見ていきましょう。
自分の得意な分野やスキルを見つける
WEBデザインといっても、様々な分野やスキルがあります。例えば、HTMLやCSSなどのコーディング、PhotoshopやIllustratorなどのデザイン、WordPressなどのCMSの設定やカスタマイズなどです。自分が得意な分野やスキルを見つけることで、自分の強みや価値を明確にできます。また、自分が苦手な分野やスキルも把握することで、必要な学習や協力者を探すことができます。自分の得意な分野やスキルを見つけるためには、以下のような方法があります。
- 過去に作ったWEBサイトやデザイン作品を振り返って、どの部分に自信があるか、どの部分に苦労したかを考える
- WEBデザインに関する本やブログ、動画などを読んだり見たりして、興味がある内容や理解できる内容をチェックする
- WEBデザインに関するオンラインコースやワークショップなどに参加して、自分のレベルや学習意欲を確認する
- WEBデザインに関するコミュニティやSNSなどに参加して、他の人の作品や意見に触れてみる
これらの方法を通して、自分の得意な分野やスキルを見つけることができます。もちろん、常に自分自身を振り返り、得意な分野やスキルを増やしたり改善し続けることが大切です。
ポートフォリオサイトを作成する
自分の得意な分野やスキルを見つけたら、次はそれらをアピールできるポートフォリオサイトを作成しましょう。ポートフォリオサイトとは、自分の作品やプロフィール、連絡先などを掲載したWEBサイトのことです。ポートフォリオサイトは、クライアントに対して自分の実力や個性を示す重要なツールです。ポートフォリオサイトを作成する際には、以下の点にしましょう。
- 自分のターゲットとなるクライアントや仕事を明確にする
- 自分の得意な分野やスキルに合わせた作品を選ぶ
- 作品に対して、工夫した点などを説明する
- ポートフォリオサイトの主役は作品なので、作成したすべてというより自信のある作品をのせること
- もし、自分ひとりではなく複数人で制作したものであれば、自分がどんな役割で貢献したのかを説明する
- サイトのデザインやレイアウト、色使いなどに統一感を持たせる
- サイトの速度や表示、操作性などに問題がないか確認する
ポートフォリオサイトを作成する方法は、自分のスキルや目的に応じて様々です。例えば、コーディングが得意な人は、自分でサイトを作成することができます。グラフィックデザインが得意な人は、PhotoshopやIllustratorでデザインしたものをWEBサイトに反映させることができます。CMSが得意な人は、WordPressなどのサービスを利用してサイトを作成することができます。自分に合った方法でポートフォリオサイトを作成しましょう。
クライアントを探す方法を学ぶ
ポートフォリオサイトを作成したら、次はクライアントを探す方法を学びましょう。クライアントとは、WEBデザインの仕事を依頼してくれる人や組織のことです。クライアントを探す方法は、以下のように分類できます。
- 紹介:知人や友人、以前のクライアントなどから紹介される方法
- 募集:WEBサイトやSNS、メールマガジンなどで自分のサービスを宣伝する方法
- 応募:クラウドソーシングや求人サイトなどで仕事に応募する方法
紹介は、信頼関係が既に築かれているため、仕事を受けやすい方法ですが、紹介される機会が限られている可能性があります。募集は、自分の希望する条件や価格で仕事を受けられる可能性が高い方法ですが、反応が得られるまでに時間がかかる可能性があります。応募は、仕事の量や種類が豊富な方法ですが、競争率が高くなる可能性があります。自分の状況や目標に応じて、適切な方法を組み合わせてクライアントを探すようにしましょう。
契約や納品の流れを把握する
クライアントと仕事の依頼が決まったら、次は契約や納品の流れを把握しましょう。
契約
契約とは、WEBデザインの仕事の内容や条件、報酬などを文書化して合意することです。契約は、トラブルや紛争を防ぐために必要なものです。契約をする際には、以下の点に注意しましょう。
- 仕事の範囲や期間、報酬や支払い方法などを明確にする
- 修正や追加作業に対する対応や費用などを明確にする
- 著作権や秘密保持などの法的な規定を明確にする
- 契約書に署名や捺印をして双方で保管する(必要時)
納品
WEBデザインの副業は、クライアントとのやりとりが重要です。納品の流れは、大きく分けて以下のようになります。
- 依頼内容の確認
- デザイン案の作成
- フィードバックの受け取り
- デザインの修正
- 納品ファイルの送付
- 支払いの受け取り
まず、依頼内容の確認です。クライアントからWEBサイトの目的、ターゲット、コンセプト、カラー、レイアウトなどの要望を聞きます。できるだけ詳しくヒアリングすることが大切です。依頼内容に応じて、納期や料金も決めます。契約書や見積書などの書類を作成して、クライアントと合意することも忘れないでください。
次に、デザイン案の作成です。依頼内容に沿って、WEBサイトのデザインを考えます。ワイヤーフレームやモックアップなどを作成して、クライアントに提案します。デザイン案は、複数用意すると良いでしょう。クライアントから選んでもらうことで、納得感を高めることができます。
次に、フィードバックの受け取りです。クライアントからデザイン案に対する意見や要望を聞きます。ポジティブなフィードバックもネガティブなフィードバックも大切に受け止めましょう。クライアントの気持ちを理解することができれば、より良いデザインに仕上げることができます。
次に、デザインの修正です。フィードバックをもとに、デザインを修正します。修正回数は、契約時に決めておくと良いでしょう。無限に修正を繰り返すと、時間や労力がかかりすぎてしまいます。修正したデザインをクライアントに確認してもらい、最終的な承認を得ます。
次に、納品ファイルの送付です。承認されたデザインを納品ファイルとしてまとめます。納品ファイルには、画像やフォントなどの素材も含めます。納品ファイルは、メールやクラウドストレージなどでクライアントに送付します。送付後は、必ず受け取り確認をしてください。
最後に、支払いの受け取りです。納品ファイルの受け取り確認ができたら、支払いを請求します。支払い方法は、契約時に決めておくと良いでしょう。
以上が、WEBデザインの副業を始める際の納品の流れです。初心者でも分かりやすく説明しましたが、実際にはもっと細かいやりとりがあります。しかし、基本的な流れはこのようになりますので、参考にしてください。クラウドソーシングだと、もっと簡単なやり取りで契約・納品まで行うことができます。
まとめ
初心者向けに、WEBデザインを副業にする際の始め方を解説しました。
WEBデザインの副業は、やりがいも収入も高いですが、クライアントとのコミュニケーションが上手くいかないとトラブルになることもあります。納品の流れをしっかり把握して、スムーズに仕事を進めることができれば、WEBデザインの副業は楽しくやれると思います。まずは、自分の得意な分野やスキルを見つけることからはじめてみましょう。
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